はじめての方へ

ロングトレイルを歩くハイキングは、自然の中で行われるアクティビティです。安全管理は自己責任が基本です。事前に情報を十分に収集し、しっかりと計画を立ててから歩きましょう。

1)地図を持ちましょう

みちのく潮風トレイルは、地図を確認しながら歩くことを前提に設定されています。道標は曲がり角や分岐点など、道迷いしやすい場所に設置されていますが、道標だけを頼りに歩くことはできません。
出発前に、公式の「みちのく潮風トレイル Hiking Map Book」をご用意ください。取扱施設のほか、オンラインショップでも購入できます。
スマートフォンなどで現在地を確認できる地図データも公開していますが、携帯電話の電波が届かない場所もあるため、スマートフォンでの地図確認のみで歩くことは、安全面の観点からおやめください。
また、あわせて歩く前に必ず当サイトの「注意情報」をご確認ください。

2)計画を立てましょう

歩く区間、水や食料の補給場所、宿泊先などを事前に調べ、無理のない計画を立てましょう。地図やGoogle マップ、沿線自治体のウェブサイトなどで情報を集めてください。
全線の累計距離、地点間距離、標高差、駅、トイレ、水場、商店などを掲載した「Data Book」も計画に役立ちます。
歩行は、原則として暗くなる前に終えられるように計画してください。暗くなりそうな場合は、早めに舗装道路などの安全な場所へ移動しましょう。万が一に備え、ヘッドライトも携行してください。
潮位によって通行できなくなる海岸区間もあるため、潮位表も確認しましょう。
サテライト施設や沿線自治体、観光協会などが発行するマップやモデルコースもあわせてご活用ください。

3)装備を準備しましょう

みちのく潮風トレイルには、海岸だけでなく、山道や崖、砂浜、舗装路など、さまざまな区間があります。歩くルートや季節、天候に合った装備を準備してください。
長距離を歩く方には、『LONG DISTANCE HIKING』(長谷川晋著/株式会社TRAILS発行)も参考になります。

名取トレイルセンターでは、装備に関するご相談も受けているほか、ギアショップ「TRAILGATE」を併設しています。

4)いろんな歩き方で楽しみましょう

1.デイハイキング:気軽に一日トレイルを歩くこと
2.セクションハイキング:数日間、宿泊しながら歩くこと
3.スルーハイキング:全線を一気に歩くこと、または、セクションハイキングを繰り返して、全線を歩くこと
体力や日程に合わせて、自分に合った歩き方をお楽しみください。

5)注意情報を確認しましょう

みちのくトレイルクラブのHPでは、以下のような注意情報をお伝えしています。歩く前に必ずチェックしてくださいね。
・ルートの変更や工事中の迂回路
・危険動植物(クマ、ダニ、ヒルなど)
・有害鳥獣駆除期間、区間のお知らせ
・災害情報
・その他

6)歩く上で知っておいてほしいこと

・休憩、キャンプの場所を選ぶ

休憩する時には地面への影響を減らすように心がけましょう。
キャンプはキャンプ場か、土地の所有者や地域の人から許可を得た場所で行ってください。

・地域や動植物への配慮

地域の営みへの配慮をしましょう。また、トレイルが通る自然の中には野生動物が住み、植物も自生しています。「お邪魔させてもらっている」ことを意識して歩きましょう。

・トレイルを守る

トレイル以外を歩くことを控え、自然への影響を考慮しましょう。

・ゴミは全て持ち帰る

持ち込んだものは残さないようにしましょう。水や土を汚さないようにするなど、環境保全・動植物への配慮が必要です。トイレは計画的に利用するようにしましょう。

・火の取り扱いは細心の注意

火器使用時は最大限の注意を。焚き火は指定された場所でやりましょう。枝や木は人の力だけで折れる枯れたものや拾えるものだけにします。

・地域の方々や他のビジターへの配慮
公共交通機関や地域のお店などを利用する際は、周囲に気を配りましょう。汚れや虫などを持ち込まないように、汚れた衣類などをきちんと収納し、においにも注意するなど、周囲に不快感や迷惑を与えない対策をしましょう。

7)災害が起こったら

避難についての情報収集と心の準備をしておきましょう。災害は、いつでもどこでも起こります。地域の特性を鑑み、どのような災害が起こり得るか知ることが必要です。みちのく潮風トレイル沿線では、台風、地震、津波、大雨、土砂崩れ等が考えられます。災害が起こってしまったら、慌てずに行動してください。
津波が来たら、垂直避難です。高いところにすぐに避難してください。

8)緊急時の対応について

ハイキング中の事故やけがなどのリスクには、各自で備えることが基本です。
緊急時は状況に応じて連絡してください。
「道迷い:110番(警察)」
「怪我・病気、事故:119番(消防)」
「海難、人身事故に遭遇した、または目撃したとき:118番(海上保安庁)」
スマートフォンで現在地を確認する方法を、事前に確認しておきましょう。
行動不能や天候の急変に備え、防寒着、雨具、携帯ライト、充電器、水、行動食を携行してください。
トレイル上には、携帯電話の電波が届かない区間もあります。出発前に、行き先、宿泊先、帰宅予定日を家族や知人へ伝えておきましょう。

9)コミュニティ・SNSを活用しよう

みちのく潮風トレイルに興味をお持ちの方、これから歩こうとしている方、そして今歩いている皆さんが、気軽に情報提供し合えるコミュニティページもございます。

皆さんの感想やご意見がこれから歩くハイカーの貴重な情報源となります。興味をお持ちの方はぜひ参加していただき、このコミュニティを盛り上げてくださいね!

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