Leave No Trace

Leave No Trace(LNT)は、自然を楽しみながら環境への影響を最小限に抑えるための世界共通の行動指針です。
ハイカー一人ひとりのほんの少しの気遣いが、50年後、100年後、そしてずっと先の未来へと豊かな自然とみちのくの風土を受け継いでいきます。地域の皆さまとハイカーの双方が快適に過ごせるよう、7つの原則を意識して行動してみましょう。

※詳細なガイドラインや動画は、LEAVE NO TRACE JAPAN 公式ホームページhttps://lntj.jp/にてご確認いただけます。

原則1事前の計画と準備

グループや個人の適切な計画と準備は、事故や怪我を防ぐだけでなく、環境や文化財へのダメージを最小限に抑えます。みちのく潮風トレイルでは、事前に地図やデータブックを準備し、安全で快適な歩行計画を立てることを推奨しています。旅行の達成感を味わい、環境について向学心を高める効果もあります。

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原則2影響の少ない場所での活動

自然体験活動が環境に与える影響を理解することは、とても重要です。地表の植生や生物は、人が踏み荒らすことで自然回復の限界を超えてしまいます。土壌の裸地化やトレイルの侵蝕を防ぐため、土壌や水資源へのダメージを避けながら、踏み固められた道や影響の少ない場所を選んで移動・キャンプを行いましょう。

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原則3ごみの適切な処理

「持ち込んだものは持ち帰る」が原則です。生ゴミを含むすべてのゴミは持ち帰り、出発前には場所を元通りに清掃しましょう。し尿・大便の適切な処理方法を学び、排水は水源から60m以上離れた場所へ(小川に入る際は、日焼け止めや虫よけによる水質汚染にも配慮しましょう)。洗剤を使用する際は天然素材のものを使用しましょう。クマの生息地では、食べカスやニオイの管理に特に注意が必要です。

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原則4見たものはそのままに

きれいな石、植物、貝殻、歴史的な文化遺産を見つけても、持ち帰らずにその場に残し、他のハイカーと感動を分かち合いましょう。テントサイトに穴を掘るなどの改変はせず、動かした枝や石も元の位置に戻しましょう。国立公園やその他の保護地区では、自然物の移動は違法となることがあります。生きている樹木や花を傷つけないよう、写真は撮影やスケッチにとどめることも大切です(山菜は地元の方々が翌年以降の生育に配慮し採取しています。我々が同じ行動をするときは慎重に判断しなければなりません)。

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原則5最小限のたき火の影響

たき火は魅力的ですが、不適切な使用は地表を傷つけ、大量の薪を消費します。現在は環境負荷が非常に少ない軽量小型ストーブもあります。火気を使用する際は指定の場所選びや、環境への影響を最小限に留める方法で行いましょう。

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原則6野生動物の尊重

野生動物とは適切な距離を保ち、静かに観察しましょう。不適切な距離は、野生動物にストレスを与えたり、時には攻撃されることもあります。追いかけたり、触れたり、餌を与えたりすることは厳禁です。大人数での接近や急な動作・大きな音は動物に強いストレスを与えます。少人数に分かれるなどして観察しましょう。
※例外として、クマに対しては存在を知らせるために適度な音(熊鈴など)を立てて移動しましょう。

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原則7他のビジターへの配慮

誰もが平等に自然の音や風を感じ、ありのままの風景を楽しめるよう配慮し合いましょう。過度の騒音や混雑を避け、すれ違い時の譲り合いなど、互いに心地よいアウトドア体験ができる雰囲気づくりを心がけましょう。

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