Hiker to Hiker のなかの企画、「はじめの一歩!MCTハイキングの1日目」。
この連載では、みちのく潮風トレイル(MCT)をセクションハイキング(区切って歩く旅)で楽しむハイカーたちの、リアルなをお届けします。
初めてのハイキング。「ワクワクするな!どんな体験が待っているのだろう」という期待と、「何から始めたらいいの? どう準備したらいいの? 失敗しないか不安!」という気持ち。そんな入り混じる感情は、誰しもが抱くものです。
今ではすっかりMCTの魅力に浸かり、暮らしとトレイルを行き来している先輩ハイカーの皆様も、初めはみんな一緒! 学んで、失敗して、次に活かして、また歩いて。そうして今のスタイルに辿り着いたのではないでしょうか。そんなリアルなお話を、読者の皆さんと一緒に覗いてみましょう。
記念すべき第1回は、MCTを楽しまれているご夫婦の登場です。
ルートを間違えるという一見失敗か?とも思えるドタバタがありましたが、それも”旅の醍醐味”として寄り道を楽しむお二人。これ以降、MCTAがアナウンスしているGPSデータも使いながら地図を見て歩く楽しみを味わっていったとのことでした。そんなお二人もじっくり時間をかけてMCT1,000km超を全線踏破!
初めてのハイキング…私も最初は色々間違えていたなぁ…(遠い目)
To これから歩くハイカーへ
1.はじめの一歩の基本データ
ペンネーム:はまぐち夫婦
出発地:福島県相馬市
1日目に歩いた区間:松川浦環境公園から相馬駅 約4km(…を歩く予定でした!)
日程・スタイル:日帰り
使った主な交通手段:名取駅からJR常磐線で相馬駅へ。相馬停留所から福島バス(下り松まで)
2.計画・アクセスのこと
歩く区間、スタートとゴールの駅の決め方:
初めてだったので、まずはMCTの起点がいいかなと思い、行ったことのなかった相馬市を選びました。JRでアクセスできるのも魅力でした。歩き始める前にトレイルセンターで地図を見てあまりの長さ(1,000kmを超える!)に圧倒され全部歩くつもりもなく近所だけのつもりだったし、登山道などもなく難しくなさそうなルートで、距離もお散歩にちょうど良い!と思ったことも決め手でした。
タイムスケジュールで意識したこと:
初めてのハイキング&不慣れな土地だったので、何かあっても明るいうちに帰路につけるようにかなりの余裕を持たせました。
アクセス調べ:
名取トレイルセンターでアドバイスをもらった後、詳細なアクセスは乗換案内アプリを活用しました。
3.はじめの一歩・1日目のタイムライン
09:00 名取駅発 ➔ 09:53 相馬駅着
10:11 相馬停留所発 ➔ 10:27 下り松着
10:30 【スタート】 松川浦環境公園に到着。少し歩いて写真を撮ったあと、いざハイキングスタート!
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10:45 【寄り道】 「JAふくしま未来 ふれあい旬ひろば」を発見。「何が売っているのだろう」とさっそく寄り道(…ここで地図を確認していれば…)
11:20 【ハプニング発生?】 舗装路をてくてく歩く。あまりの暑さに、途中のドラッグストアでアイスを購入。
11:30 【ルートミス発覚!】 「あれ!?道が違うぞ…?」と気がつく。二人で相談の結果、時間にも余裕があるし、いったん正しいルートに戻ることに!

12:30頃 【公園へ引き返し】 松川浦環境公園に無事(?)に戻る。

しかし、今度は相馬駅に向かうバスがない!せっかくなので、ルートから外れて寄り道することを選んで海方面まで足を伸ばして歩いてみることに。か、風が強い!
14:00頃 【寄り道ランチ&観光】 「相馬市伝承鎮魂記念館」に立ち寄り、その後「浜の駅 松川浦」へ到着。地魚のお刺身定食をいただく(美味しい!)

14:40発 ➔ 15:00 【バスで移動】 相馬駅方面へ。(間違えて歩けなかった区間を繋ぎ直すため、途中でバスを下車)
15:00 【ルートのリカバリー】 1kmほど歩行再開。途中、街のお菓子屋さんでお抹茶をいただく(電車の時間も考慮しました!)
16:00 【ゴール】 1日目のゴール地点・相馬駅に到着!電車で自宅へ。
4.リアルな体験談&失敗談:『まさかのオリジナルルート誕生!?』
妻:朝、松川浦環境公園から無事にハイキングをスタートしました。出発時点では「地図を確認して道なりに行けば相馬駅に着く、難しくないルートだ。」と思い込んでいました。(思い込み!)
その後、「道路の看板にも相馬駅と書いてあるから大丈夫!」と安心して歩いていました。アスファルトの照り返しが強い中アイスを食べながら「みちのく潮風トレイルっていうわりに、全然潮風感じないねー」などと夫婦で話しながら歩いていました。
ところが、相馬駅近くの交差点で「あれ?左右どっちに行くんだろう?一応地図を見てみようか」と地図を見てみたところ…全くルートではない道を歩いてきたことに気がついてしまいました!
夫:「これは…なんと…」。暑い中、妻に全く違う道を歩かせてしまったこと、「地図は俺が見るよ」と偉そうに言ってしまっていたこと、「潮風を感じない」なんてふざけたことを言ってしまったことなど、恥ずかしいやら、申し訳ないやら、妻に怒られるかもと気まずさやら…。
結局、妻に真実を告げ、二人で一緒に地図を確認し、そこから正しいルートで松川浦環境公園まで戻ることに決めました。
ルートに戻ってみると、川沿いで風も気持ちよく、鳥のさえずりを聞きながらハイキング気分を味わうことができて楽しかったです。
結局、初日のルートは、「松川浦環境公園出発 → 松川浦環境公園到着、しかも松川浦まで足を伸ばすオリジナルルート開発」、歩いた距離は約13kmという、なんとも苦々しくも忘れられない、だからこそ楽しいハイキングになりました。
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妻:地図って大事。次こそはちゃんと歩く。最初の失敗があったからこそ「またリベンジしたい、次はちゃんと地図を見てもっと楽しみたい」とハイキングを続けるきっかけになりました。 ちなみに、その後は、夫がハイキングマップ(地図)係、私がグーグルマップ(GPS)係になりました。
【これからMCTを歩き始めたい人へ一言】
みなさん、地図って大事ですよ!
From はまぐち夫婦
お二人の初めてのハイキング、いかがでしたでしょうか。お二人は、早めにハイキングをスタートしたことから、時間も気持ちも余裕があって、このように色々と寄り道を楽しめたんだなぁと思ったりします。それも振り返るとお二人の温かい思い出。歩き旅っていいですね。ご寄稿くださったはまぐち夫婦のお二人、ほのぼのした記事をありがとうございました!!
みちのく潮風トレイル名取トレイルセンターでは、ハイキング経験豊富なスタッフが皆様のハイキングはじめの一歩!の計画や服装、持っておきたい装備などのご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。
【ハイカーの皆様、ぜひ体験談を名取トレイルセンターまでお寄せください!】



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