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MCTAより

暑い!熱い現地調査継続中。Goldwinの皆さんも一緒に

今年の4月から、10年ぶりにみちのく潮風トレイル(MCT)の全線調査で、NOBO(North Bound/北向き)で歩いている相澤です。8月は暑すぎるはず、と思い見送りましたが、実は実際に歩いた7月の方が暑かったという結果。この暑すぎた7月のHiking、一月遅れでご報告です。 


Goldwinの皆さんと

7月13日(月)〜15日(水)は、Goldwinのウェブ媒体の取材ということで、副社長の森さん以下社員の皆さんとライターさん、カメラマンさんらがMCTを歩きに来てくれました。名取トレイルセンター(名取TC)に始まり、気仙沼の唐桑半島と大島を2泊3日で歩く行程。初日の名取TCでは、トレイルが作られた背景やそのきっかけを作った加藤則芳さんについて、立ち上げ当初から関わる環境省さんや、ずっとハイカーとしてアドバイスを続けてくれている一社)トレイルブレイズハイキング研究所の長谷川所長らと共に過去10数年の話を振り返りました。 

加藤則芳さんはGoldwinとも繋がりが深く、その想いを大切にしてくれていて、今回の旅を通して共感できることがたくさんあることを実感しました。想いを共有できる仲間が増えた気がして嬉しかったし、今後様々な形で協働できたらと願います。気仙沼を歩く間、たくさんの地域の皆さんと交流しながら歩き、地域の皆さんもMCTを共に育ててくれていることを実感してもらえました。

この時の旅の様子は、Goldwinのウェブ媒体で近く公開される予定ですので、ぜひご一読ください。 


Goldwinさんらとは気仙沼で別れ、今回の調査出発点の女川へ。今回は気仙沼の内湾まで歩きました。お天気は?暑そう・・・雨も降りそう・・・決して歩きやすくはないことを覚悟した上で、今回も同行を申し出てくれたみんなと一緒に早朝の女川をスタートしました。 

初日の石投山は急な上りが続く登山道。思ったより路体の洗掘はなく、薮に覆われる場所もありませんでしたが、この急登は日本らしいとは言え歩く人が増えれば踏圧もさらに加わり、洗掘も進むはず。いずれなんとかできればと思うところでした。MCT上各所にそのような急登箇所は多数あり、とは言え勾配を減らすためにルートを付け替えるにも様々な課題があります。長期的な視座が必要な案件です。途中、熱中症気味のメンバーを、南三陸のエンジェルに迎えに来てもらうというハプニングもありつつ、無事到着した雄勝のm.s.s. booksで休憩させてもらい、この日はモリウミアスへ。地元ハイカーが届けてくれたカレーをお腹いっぱい食べてのんびりしようとしたら突然停電!数時間停電する中、長期滞在している子どもたちが元気で、しかも短期滞在する我々を「大丈夫ですか?」と気遣ってくれていたのが印象的でした。 

翌日ルートを歩いていると、停電の原因になった倒木発見。夜中に復旧作業にきてくださっていたであろう作業員の皆様に感謝です。全体的に倒木が増えている印象は今回の調査でも感じましたが、雄勝の尾之崎峠ではかなり危険と思われる倒木もあり、早急な撤去が必要と感じました。それにしても、所有者管理者を確認し、許可をとり、予算を確保し、技術者に依頼し、下見をして撤去という段取りが必要となり、これらをいかに迅速に行なっていくか今後検討していくことになります。今回の調査は個別の倒木や崩落の調査よりも、トレイルを保全し環境を守り、ハイカーに質の良い体験を提供するために、いかに保全の取組を制度として確立させるかを検討する材料をえることが一番の目的でもあります。制度設計は、現場に出ないとわからないですからね・・・。 

その後、雨に降られて寒い、強烈に暑い(蒸し暑い、日差しが暑い、など色々な暑さでした)、などそれなりに過酷な気候の中、ライター、仕事仲間、ハイカー、企業など様々な皆さんと一緒に気仙沼まで歩き続けました。 

晴天。太陽が痛い

道中、ずっと行きたかった地元の民泊にお世話になり、ビジターセンターにできた新たなトレイルコーナーを見学し、各所に残る雄勝石の屋根に感動し、舗装路の歩道に我が物顔で生えまくる草木に足をやられ(かぶれました)、車道に追いやられ、長めの良い珈琲屋はまだ開店していなかったけれど、「トレイル?テレビで見たよ。俺はトレイルエンジェルじゃなくて、トレイルデビル!」と言う店主に美味しいアイスコーヒーを振る舞ってもらい、歩きながらポッドキャストの収録をしていたら腰の曲がったおばあちゃんに「どこまでいくの?」と話しかけられ立ち話をし、信じがたく美しい山の中の紫陽花の回廊を楽しみ(田束山の山頂から行者の道に向かうところ)、上下お揃いで登場した中の良いハイカーがちと談笑したり、地元の人が用意してくれている休憩所で昼寝をし、地元の農家さんのお宅で紫蘇ジュースをいただいたり、本吉のトレイルエンジェルを訪ね、夜は焚き火ールでもてなしてもらい、歩いていたら不審な動きをする人発見し、見れば駆けつけてくれた地元のガイドさんで思いもよらず案内してもらい・・・他、書き出したらキリがないほどたくさんの、いつもハイカーお世話になっているトレイル沿いの皆さんにお会いし交流することができました。 


路体、ルート自体にある様々な課題も身をもって体感でき、来年度からはMCTA職員全員、1週間ずつでも分担して全線を見て歩けるようにしたいな、と思った次第。また、今回はトレイル沿いに住むハイカーたちに車での移動や食事の提供などでもお世話になり、色々意見交換もし、彼らとも引き続き保全活動で連携していきたいと想いを新たにした次第です。 

9月は9日(水)から15日(火)まで、宮城県気仙沼市の内湾から岩手県大船渡市の綾里峠と綾里崎を越えて綾里駅まで調査予定です。ようやく岩手に突入。今回で、Mid-Pointの広田半島に到達し、全線の半分調査完了です。名取TC職員に聞いてもらえれば私がどこにいるかはわかりますので、ご参加いただける方はぜひお声がけを。 

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