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MCTAより

世界のトレイル関係者が集うWTC2026に参加!

World Trails Conference 2026(以下、WTC2026)に出席するため、事務局長の相澤とともに、オーストラリア・パースに出張してまいりました。
今回も日本航空株式会社東北支社様より航空券をご協賛いただきました。いつもMCTAの取り組みにご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
本会議の前日に、アジアのトレイルを紹介するセッションが設けられ、相澤が会場でみちのく潮風トレイルについてプレゼンテーションを行いました。後日、相澤が会場でさまざまな参加者から「プレゼンテーションが良かったです。もっと詳しく話を聞きたい」と声をかけられていたことから、MCTに関心を持っていただけたであろうことが私にも伝わってきました。

相澤が英語でMCTのプレゼンをしました!

と、なぜ私がそんな他人事のように話しているかといいますと、プレゼンテーションに臨む相澤とは別行動で、私はこの日、WTC2026のプレカンファレンスツアーに参加し、ビブルマントラックの一部を歩いていたのです。

ビブルマントラックは、西オーストラリア州のカラムンダから南岸のアルバニーまでを結ぶ、全長約1,000kmのロングディスタンス・トレイルです。今回歩いたのは約18kmの区間で、北ターミナスを出発し、カラムンダ国立公園やビール国立公園などの森林地帯を通り、花崗岩の露頭や渓谷、ダム湖などを巡るルートでした。
途中、見慣れない植物や動物についてガイドから解説を聞く機会も多く、初めて知ることばかりで、驚きと発見の連続でした。念願だった野生のカンガルーも見ることができました!
また、ツアー参加者同士で、それぞれが関わる国や地域のトレイルについて情報交換できたことも、翌日から始まる会議に向けて、よい交流の機会となりました。

WTC2026では、3日間にわたり、朝から晩までさまざまな発表や取り組みに触れ、多くの学びを得ることができました。
トレイルが世界各地で重要な役割を担っていること。人々と自然界とのつながりを取り戻すために、トレイルが必要とされていること。景観や歴史・文化、人々の暮らしなど、地域の物語を伝える役割を果たしていること。そして、自然環境を保護し、回復していく継続的な取り組みが、トレイルやその地域にもさまざまな良い影響をもたらしていること。
世界各地で活動する方々の先進的な事例や知見に触れ、そこから得たものをMCTにどのように生かしていけるのか、今後、内容を整理しながら考えていきたいと思います。

今回の開催地はパースでしたが、台湾やルーマニアなど、これまでトレイルを通じてつながってきた世界各国の仲間たちと現地で再会できたことも、私にとって大きな喜びでした。

そして、もう一つ、とても嬉しい出来事がありました。

ビブルマントラックの管理団体の方から、「会議終了の翌日に事務所でお茶会があるから来ない?」とお誘いいただき、相澤と一緒に事務所を訪問しました。
お茶をいただいていると、少し離れたところに、なんとMCTのネイビーのTシャツを着た男性がいることに気が付きました。
目が合うと、その男性がこちらに近づいてきて、興奮した様子で話しかけてくれました。
「日本のどこから来たのですか? えっ、みちのく潮風トレイルの関係者? 私は八戸から気仙沼までMCTを歩いて、先週帰ってきたばかりですよ! 本当に素晴らしかった! 会えて嬉しい!」

それだけではありません。「ここの受付にいるメアリーさんも、来週、同じセルフガイドツアーで旦那さんと一緒にMCTを歩きに行くんですよ!」と、別の女性まで紹介してくださいました。
なんという偶然でしょう!
持参していたステッカーやパンフレットをお渡しすると、とても喜んでくださいました。

まさか海外で、MCTを歩いてきたばかりのハイカーに偶然出会えるとは思ってもいなかったので、本当に驚きました。そして、MCTがこうして海を越えて人と人をつないでいることを実感し、とても幸せな気持ちになりました。

左の紳士がMCTを歩いた方、右のレディがこれから歩きに行く方

今回の出張も、学びや出会いが盛りだくさんのものとなりました。世界のトレイル関係者との交流を通じて得た知識やつながりを、これからのMCTの運営や発展にしっかりと生かしていきたいと思います。

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